同人誌と自費出版の違いって?

コミックマーケットって何?

コミックマーケットは、あらゆるジャンルのサークル参加者が集う世界最大の同人誌即売会で、毎年8月と12月に東京国際展示場で開催されるイベントです。コミックマーケットの一般参加者は、昨年56万人にも上り、年々規模が大きくなっており、認知度も上がっていると言われています。コミックマーケットの特徴は、多種多様な同人愛好家が集うことです。同人愛好家にとって、コミックマーケットは作品を発表できる貴重な場であるとともに、他の作品を入手する場でもあります。自由に見て回ることができるコミックマーケットでは、珍しい作品に出会えたり、新たな発見ができたりと個々に楽しみを見つけることができるでしょう。また、多くの同人愛好家が参加するとあって、参加者同士の交流の場、同ジャンルの同人愛好家との出会いの場としても注目されているのです。コミックマーケットは主に、個々のブースで同人誌やグッズなどを頒布するサークル参加者、企業スペースに法人や団体で参加する企業参加者、準備スタッフとして参加するスタッフ参加者、一般の参加者で構成されています。コミックマーケットは、お客様という扱いはなく、全ての参加者が対等であるという考え方のもと、たとえ買い物だけのために来た人であっても参加者という区分になるようです。同人作品の制作者とファンが一堂に集う同人界最大のお祭りであるコミックマーケットは、参加者が増えることで、今後もますます盛り上がっていくのではないでしょうか。